お知らせ

第一部は会喜調剤薬局グループひのき薬局管理栄養士の木崎琴絵さんから表題についてご講義いただきました。16名の参加でした。
すこしお生活のためには
❶減塩を実践して、体に入れる塩分の量を減らしましょう。
❷見える塩分だけでなく見えない塩分にも注意
❸塩分を排泄してくれるカリウムが豊富な野菜類も忘れずに
❹食事療法は無理せず、楽しみながら取り組みましょう。
東北は食塩摂取量が多く、福島はワースト3で減塩の取り組みが必要です。意識して野菜を多く取り、調味料(香辛料等)を工夫することで日々の減塩は可能です。一人一人が実践していきましょう。
続いてフレイル予防!!フレイルとは、筋肉や心身の活力が低下した状態のこと。予防のためには、
❶規則正しい食事リズムをつくり、一日3食きちんと食べましょう。
❷肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など様々な食品をバランスよく食べましょう。
❸おいしく楽しく食べて、栄養を摂りましょう。
3つの要素(栄養・身体活動・社会参加)を維持・向上させることが大切です。

第二部は調理実習です。
【献立】
・豆乳みそ汁
・ポテトサラダカレー風味
・黒酢入り生姜焼き

二班に分かれて、手際よくあっという間に出来上がりました。さすがのチームワークです。
「香辛料や酸味を利用することでおいしく減塩できるね」「だしの旨味・汁物は具沢山にするといいね」と感想を話しながら会食しました。
さあ、今日から減塩生活に一歩踏み出してみましょう。フレイル予防も意識して、冬を乗り切りましょう。

・豆乳みそ汁 塩分0.8g
野菜の他、油あげと豆乳を入れることで減塩につながりやさしい味のみそ汁になります。

・ポテトサラダカレー風味 塩分0.3g
プレーンヨーグルト、カレー粉により、スパイシーで酸味の効いたさっぱりとした味に仕上がり、マヨネーズの量も控えることができます。

・黒酢入り生姜焼き 塩分0.7g
黒酢の酸味によって無理なく減塩でき、生姜もいかされ、思いのほか味がしっかりしています。

3品で378kcal 塩分1.8g

保健委員会 山口元子