8月25日、医療生協のどか1階に於いて開所式が執り行われました。各支部長におかれましては、日曜日の朝からご参列いただきありがとうございました。会津若松市長、東山・人と地域をつなぐ会会長、行仁東山支部長をはじめ、多くの方から温かい激励のメッセージをいただきました。
のどか開所にあたっては、これまでも組合員の皆さまから沢山のご意見をいただいてまいりました。それらを胸に9月1日、いよいよ「看護小規模多機能型居宅介護・住宅型有料老人ホーム 医療生協のどか」をオープンすることができました。
初日から、入所2名・泊まりサービス2件・通いサービス5件・訪問サービス10件という好スタート…と言いたいところですが、物のあり場所や1日の流れ、訪問サービスからの通いサービスに掛かる時間の流れやスタッフの所在、食形態の複雑さと洗濯・掃除の時間確保、そして1日通しでホールに残れるスタッフ確保の難しさ…などなど、課題山積でした。1週間後の8日に全体ミーティングを行い、2週間経過して、ようやくある程度の流れができてきたかなと思われるところです。それでもスタッフは利用者・入居者の方に明るく、親切に、専門性を持って接し、看多機ならではの、利用者の状態変化にもすばやく対応しています。
施設名「のどか」が良いのか、偶然にも集っていただいた利用者の方の良い気質なのか、そしてスタッフの気質もそうなのか、皆さん穏やかでニコニコして過ごしていただくことができています。
まだまだ改善点や検討事項も多いのですが、めざし続けてきた「いつまでも住み慣れた自宅・地域で、自分らしく最期まで暮らす」事が出来るようにお互いに声を掛け合いながら日々努力をしていきたいと思います。

(所長 牧野千鶴)